◆東南アジア

◇◇◇タイ・ベトナム編◇◇◇
東南アジアの食事
東南アジア(タイ・シンガポール・フィリピン・ベトナムなど)の街には、小さな屋台が多くあります。多くの人々は、朝やお昼は、その屋台で食事をすることが多いです。

屋台にはいろいろな種類があって、ご飯やめん、おかず以外に、おかしもたくさんあります。最近では、日本でもこの屋台料理の食材を売っているお店が多くなり、手軽に作れるようになりました。また、東南アジアの人は、日本と同じでご飯を多く食べます。
でも、米は水分が少なく、パサパサしたものです。めんはこめ米でできている「フォー」というものを多く食べます。

タイって、どんな国?
国名:タイ王国
首都:バンコク
人口:約6,060万人
面積:約51.5万km
気候:熱帯の気候 3〜5月は乾燥 6〜9月は雨が多い。10〜2月はすずしい。
日本との時差:2時間(日本の朝8時は、タイの6時)
言葉:タイ語

●ベトナムって、どんな国?
国名:ベトナム社会主義共和国
首都:ハノイ市
人口:約7,200万人
面積:約33.2万km
気候:熱帯の気候。でも、細長い国なので北と南の地方によってちがう。
    南部 5〜10月に雨が多い。11〜4月が乾燥 1年中蒸し暑い。
    北部 5〜10月に雨が多く蒸し暑い。四季がある。
日本との時差:2時間(日本の朝8時は、タイの6時)
言葉:ベトナム語

ライスペーパーについて
ライスペーパーは、お米からできたうすい皮です。これは、お米の粉を水でといで、軽くのばし、かわかしてできあがります。中にいろいろなものを入れて巻き、そのまま食べるか、あげて食べたりします。

ナンプラ-って何?
タイでは「ナンプラ-」という調味料が使われます。これは、日本でいう「しょうゆ」のようなものです。しょうゆは大豆からできますが、ナンプラ-は魚からできます。タイでは「ナンプラ-」と呼ばれますが、ベトナムでは「ニョクマム」とよ呼ばれます。

ココナッツミルクについて
東南アジアのおかしには、ココナッツミルクを使うことが多いです。
ココナッツとは、「ココヤシ」という木の実からできます。この木は、高さ30mにもなり、実は直径10〜30cmと大きいものです。実の中は、ドロっとした白い液体が入っていて、それがココナッツミルクと呼ばれているものです。このココナッツミルクを発酵させたものが「ナタデココ」です。

タピオカについて
タピオカは、キャッサバという植物の根からとったデンプンで、「キャッサバデンプン」とも言います。粒の大きいもの、小さいもの、色が黒いものなど、いろいろな種類があります。デザート以外に、スープに浮かばせて食べることもあります。